私にとって今回のインターンシップは新たなことへの挑戦の連続でした。まず、インターンシップをするということ自体今まで経験したことがなく、インターンシップとはどのようなことをするのか、会社で働くということはどのようなことかなど右も左もわからない状態でした。また、英語を使って仕事をしたことがなかったため、自分の英語がどこまで通用するのかなどインターンシップ初日が近づくにつれて、不安がどんどんと大きくなっていきました。

このように不安だらけで始まったインターンシップでしたが、実際に始まってみると社員のみなさんが温かく迎え入れてくれました。そして結果的に多くのことを学び、すべての経験を楽しむことができました。その中から二つ私が学んだことをこれから書かせていただきます。

インターンシップで学んだこと①

インターンシップが始まり私が一番初めに学んだことは、「新しいことに挑戦することを恐れず、逆にそれを楽しむことの大切さ」です。

インターンシップ一週目、私は人生で初めて英語でインタビューをする機会がありました。しかも、インタビューした相手はリクルーティング業界で何年もの経験を持つベテランの方でした。インタビューをする前、私の手は初めてのことに挑戦する不安と、大先輩を前に失敗してはいけないという緊張感から震えていました。また、インタビューの質問内容などは自分で決めしっかり準備してきたつもりでしたが、いざ本番を目の前にすると準備不足だったのではないかなど様々な後悔が押し寄せてきました。

インタビューの冒頭はとても緊張しており、質問を何度も噛んでしまいました。しかし、インタビューを行っていくとともに、緊張がほどけていきました。そして、実際に自分がインタビューをできているという嬉しさを感じ、インタビューを楽しむことができました。インタビューが終了後、今までやったことがなかったことを成し遂げた達成感が込み上げました。また、その後インタビューを元に、何度も修正しながら記事を作成していく過程で、自分が取り組んだものが形になっていくという楽しさを感じられるようになりました。

インターンシップで学んだこと②

また、私がこのインターンシップを通して学んだもう一つのことは「伝えたいことを、きちんと伝えることの難しさ」です。

この1ヶ月間、私はマーケティングチームでインターン生として働き、主に記事を書いたり、ウェブサイトに既存する英文記事の翻訳をしたりなどしました。記事を書くということは人に何かを伝えるということです。しかし、自分の伝えたいことを人にきちんと伝えることは簡単ではありません。一つの言葉、一つの言い回し次第で全く違った印象を読者に与えてしまいます。そのため、どんな文章を書くときもこの言葉、この言い回しで内容がきちんと読者に伝わるかを考えなければなりませんでした。さらに、文章を書くとき、読者の目線に立つこともとても重要でした。初め私は自分の持っている基礎知識を読者が皆持っている常識だという前提で記事などを書いており、読者のことを考えられていませんでした。しかし、様々な人のフィードバックを受け自分の伝えたいことが読者にうまく伝わっていないことに気づき、その原因が読者の立場に立てていないからだと気づくことができました。おかげで、誰に何を伝えたいのか、そのためにはどんな言い方をしたらいいかなどを常に考えるようになると同時に、一つの言葉が持つ影響力や、言葉の大切さと難しさを学ぶことができました。

最後に

今回の1ヶ月という短い時間の中で私は多くを学ぶことが出来たと感じています。これらはインターン生として実際に働き、体験してみないとわからないことでした。また、新たなことに挑戦する楽しさや伝えることの大切さ以外にも、多様性豊かなRGFの人々と話すことにより、自分の将来についてきちんと考える重要さや働く楽しさなども学ぶことができました。

今回学んだことを大切にし、今後も新たなことへの挑戦を楽しみながら続けるとともに、自分にとって身近な存在である「言葉」を大切に使い、相手に自分の伝いたいことを正確に伝えられるようにと思っています。

- Hinano Nakajima (Intern at RGF Professional Recruitment Japan)