転職活動における最大の関門が「最終面接」です。そこまでの面接がどんなにスムーズに進んだとしても、最終面接を突破できなければ、志望する企業に入社できません。
最終面接は「入社を前提とした意思確認や経営層との顔合わせ」などといわれることがありますが、実際には半分程度の合格率。残念ながら、最終面接で落ちてしまう人は多いのです。
この記事では、転職活動における最終面接で合格するためのポイントや注意点のほか、質問と回答例などについてご紹介します。
最終面接は企業にとって最後のチャンス
転職活動における最終面接は、企業への転職を希望する応募者にとって「通過できれば内定が得られる」最後のハードルです。一次面接や二次面接をスムーズに通過した応募者ほど、「最終面接は単なる入社意思確認の顔合わせ」だと甘く考えてしまうのではないでしょうか。
しかし、実際には最終面接の印象次第で、一次面接や二次面接の評価が180°覆ることも珍しくありません。なぜなら企業にとって、最終面接は「自社に合う人材かどうかを見極める最後のチャンス」だからです。最終面接の合格率は、4~5割とされています。最終面接で不合格になるのは、それほど珍しくはないのです。
一次面接・二次面接と最終面接の違い
企業が最終面接をどれほど重視しているのかは、一次面接・二次面接との違いからも明らかです。ここでは、最終面接の担当者のポジションや面接形式、所要時間について紹介します。
担当面接官のポジション
中途採用における最終面接は、経営者や配属希望先の役員など、企業の経営視点で採用・不採用の最終的な意思決定ができるポジションの人物が担当します。一次面接や二次面接と違って、やや威圧感を覚えることがあるかもしれません。
面接のスタイルと所要時間
一次面接や二次面接では、現場の担当者や応募ポジションの上司、採用担当者など、複数の面接官で面接を実施する企業も多いですが、最終面接はほとんどがマンツーマンの個人面接です。1対1で深い話ができる上、これまでの面接のチェック項目は共有されているため、面接所要時間は平均30〜40分程と短めであるケースが多いでしょう。
面接形式
企業の中途採用における最終面接は、対面形式を選ぶ企業が多くあります。オンライン面接が普及したコロナ禍においても、「最後は候補者と直接会って、コミュニケーション能力や人柄を確かめたい」との想いから、最終面接だけは対面形式を選択する企業が珍しくありませんでした。
2023年春卒業者採用のケースですが、応募者の「会社で働いている人をリアルで見てみたい」という希望も増えつつあり、オンラインから対面に戻す動きが加速しています。
コロナ禍によって経営に影響があった企業では、コスト意識の高まりから採用基準を上げて、即戦力をさらに重視しているのが現状です。ですから、最終面接では「自分には何ができるか」「どんなスキルを活かして、どのように貢献できるか」を、具体的に伝えることを意識してください。
最終面接の目的とチェック内容
転職における最終面接の目的は、候補者の資質と、経営的な視点から自社のビジョンやバリューなどとの親和性を見極めることにあります。そのため、最終面接では、一次面接・二次面接における実務レベルの評価をもとに、より俯瞰的に候補者の可能性を確認するのです。
万が一、最終面接で内定を出した人がすぐに辞めてしまえば、それまでにかけた採用コストはすべて無駄になります。最終面接の判断は、経営に大きな影響を及ぼす可能性があるといえるでしょう。ここでは、最終面接で企業側がチェックしている点についてご紹介します。
明確なキャリアビジョンを持っているか
採用候補者に長く働く意思があるか、自社で長く活躍できるのかを見極めるため、最終面接を担当する経営層が有効な質問として使うのが「キャリアビジョンの有無」です。経営層が重視しているのは、採用した人材が長く活躍し、会社の成長や存続に貢献してくれること。どれほど経験豊富でスキルが高くても、定着し、かつ活躍しなければ、採用にかけたコストとのバランスがとれなくなってしまいます。
キャリアビジョンを聞かれたあなたが明確に答え、それが応募先企業において実現可能なものであれば、採用に至る可能性は高まるでしょう。
企業や職種に対する理解があるか
最終面接では、あなたの応募先企業に対する志望度の高さについても見られています。具体的には、製品やサービス、応募している職種において今後期待されている役割などを聞かれるケースが多いようです。
下記のような質問に答えられるよう、事前に想定問答を準備しておくと安心です。
<最終面接で聞かれることが多い質問例>
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応募先企業の扱っている製品やサービスの特徴、強みは何か
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応募先企業の製品やサービスのどこに魅力を感じているか
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応募先企業の競合他社に対する優位性は何か
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これまでの経歴やスキルと、応募先企業の現状を踏まえて、あなたが入社後に果たすべき役割は何か
入社に対する熱意があるか
応募先企業の最終面接をクリアするには、「どうしてもこの会社で働きたい」とあなたの熱意を伝える必要があります。その際、闇雲に「がんばります」と伝えるのではなく、「競合する他社ではなく、ここでなければならない理由」を具体的に伝えましょう。
熱意を相手にうまく伝えるには、最終面接がオンライン形式であっても、表情や姿勢などにも気を配る必要があります。面接官の目を見て堂々と話せば、アピールしている内容に説得力や信憑性を感じられるはずです。
企業のビジョンやカルチャーなどにマッチしているか
最終面接では企業のビジョン・ミッション・バリューや、カルチャー(社風)との親和性がチェックされます。なぜなら、希望どおりの職種で採用となり、経験を活かして実績を挙げたとしても、会社のビジョンに共感できなければ、いずれ働く意義を見失ってしまうからです。
同様に、カルチャーにフィットしない場合も、いきいきと長く働くのは困難でしょう。一人で黙々と仕事をするのが好きな人が、上下関係やチームワークを重んじる企業に入社すれば、それはやがて負担に感じるようになります。こうした事態を避けるため、最終面接において「自社でうまくやっていけるか」を見られるのです。
最終面接で落ちる人の特徴
最終面接で候補者の本音を引き出したい企業側は、雑談のようにフランクな対話形式とするケースも多く、雰囲気やかかった時間だけで合否を判断するのは困難です。面接があっさり終わった場合でも、実は企業側は聞くべきことを聞き終えていて、すでに内心で採用を決めている可能性もあるでしょう。
それでは、最終面接で落ちるのは、どのような人なのでしょうか。具体的な特徴について解説します。
自身のキャリアビジョン・プランを伝えられない
キャリアビジョンは、あなた自身が思い描く理想の将来像であり、それを実現するため、職務を通じて身につけるべき経験やスキルを計画として示すのがキャリアプランです。
最終面接でキャリアビジョンを問われた際に、「与えられた仕事を一生懸命がんばりたい」「できる仕事を増やす」などと目前の話だけに終始する人から、長期的に活躍するイメージはわかないでしょう。
「◯歳までにマネージャー職に就く」「◯年後には◯◯の領域にチャレンジして実績を上げる」など、具体的な回答をする人からは、ポジティブで成長が期待できそうな印象を企業側に与えることができます。
入社への熱意が感じられない
最終面接では、「どうしても入社したい」「この会社でなければならない」という熱意の伝え方が勝負の分かれ目です。その判断材料として、自社の経営における方向性や今後注力していく事業領域などを聞かれたときにスムーズに答えられないと、「自社に対する興味がない」「意欲が足りない」と判断される可能性は高くなります。
最終面接までのあいだの複数の社員とのやりとりで、あなた自身の企業理解が深まっていることを伝えるため、「二次面接で●●さんと話して世界観が広がった」「●●さんとの会話から、事業にはこんな課題があるのではないかと推測した」といった、面接官の会話の印象や気づきを織り込むのも有効です。
面接官と話がかみ合わない
最終面接で重視されるのは、企業との親和性です。最終面接を担当する経営層は、企業の方針や事業について最も熟知した存在であり、面接時は外部人材である候補者に意見を求め、ビジョンなどを共有できるかどうかを確認します。そこで、最終面接の面接官が求めるレベルの意見が出せなかったり、会話がかみ合わなかったりすると、評価はどうしても低くなるでしょう。
業界内における応募先企業のポジショニングや、競合企業と比較した強み・弱みなどを事前に調べ、的確に意見を述べられるように準備して臨むことが必要です。
ビジネスマナーに欠けている
候補者の本音を引き出すための雑談形式の最終面接でも、ビジネスマナーは必須です。面接官はあえてくだけた口調で語りかけてきますが、あなた自身も同様にカジュアルな態度や言葉遣いになってしまうと、ビジネスにおける最低限のマナーがなっていないと判断され、不合格となる可能性があります。
一次面接・二次面接に通過しているということは、すなわちビジネスマナーに問題はないと判断されている証ですが、最終面接の面接官の口調や雰囲気に引っ張られることなく、気を引き締めて、ビジネスパーソンとして恥ずかしくない態度を心掛けてください。
最終面接で合格するためのポイント
転職活動における最終面接で合格を勝ち取るためには、どんな心構えで臨むべきでしょうか。最終面接前に意識しておきたいポイントを整理します。
転職活動の最終面接合格率は5割と認識する
転職活動における最終面接の合格率は、およそ4~5割です。「最終面接に進めさえすれば合格は確実」という甘い考えは捨てて、応募者全体の半数に残るため、十分な事前準備をして臨みましょう。
一次面接・二次面接で語った志望動機をブラッシュアップし、志望度の高まりを伝える必要もあります。例えば、一次面接・二次面接で志望動機を聞かれ、「経験やスキルを活かせるから」と回答したとしましょう。最終面接では「自分の経験やスキルを事業に活かし、事業を具体的にこのように成長させられる」と解像度を高くして語れば、合格をグッと引き寄せられるはずです。
応募先企業への興味・関心の高さを伝える
最終面接では、応募先企業への興味・関心を言語化して伝えることが大切です。最終面接では、一次面接や二次面接での質問に対する自身の回答や、面接官などの社員から得た情報などを踏まえて、企業への興味・関心がどのように深まったのかも伝えましょう。
例えば「◯◯の事業について二次面接で●●さんから詳しく説明していただいたおかげで、新たな視点が生まれ、◯◯事業に関する新たなアイディアと戦略を着想した」などと、インプットとアウトプットを織り交ぜて話すのは、面接官に強い印象を与える伝え方です。
企業のWEBサイトや株主向け資料、各種報道、経営層が登場しているインタビュー記事やSNSなどで事前に調べれば誰でもわかることは確実に把握し、自分なりの意見や解釈を述べられるように準備しておきましょう。目を通しておくと、企業理念や方針、パーパス(存在意義)に対する理解度が深まり、説得力を持って回答できるようになります。
「◯年後に自分はこの会社でどう貢献しているか」の具体像を語る
あなたが企業側に一次面接・二次面接で伝えた経験やスキル、強みなどの情報は、最終面接の面接官に共有されています。あらためて質問されたら詳しく答えるのはもちろんのこと、最終面接でこそ「自身の経験やスキルを、ビジネスの成長に活かす意欲」を、強く訴えるようにしてください。
面接官の心に響く回答をするコツは、自分を主語にして「成長したい」と訴えるのではなく、企業を主語にして「企業の価値は、自分を採用することでこれほどまでアップする」とベネフィット(効果)を語ること。具体的な実現の時期と、実現方法について数値を用いて言語化できると、さらに高い評価を受けやすくなるはずです。
特定のポジションにこだわらない柔軟さをアピールする
最終面接時に、あなたの希望やこれまでの経験とは異なる領域の担当をオファーされたとしても、企業に貢献する気持ちは変わらないことを伝え、フレキシブルに働く姿勢をアピールしましょう。
変化の激しい時代において、企業や事業が永遠に存続するとは限りません。企業は採用候補者に変化に対応できる柔軟性を求めており、「変化を受け入れない人」と判断されるのを避けなくてはなりません。
専門的なスキルや知識をもって応募部門・職種で高い成果を上げられるとアピールするのは大切ですが、同時に柔軟性が備わっていることについてもアピールするようにしてください。
用意した自己PRや回答を練習して緊張しないように備える
一次面接・二次面接にはリラックスして臨むことができたとしても、経営層が登場する最終面接では、「この結果で決まってしまう」と緊張する可能性もあるでしょう。面接直前に、転職理由や志望動機、強みを問われた際の回答などをあらためて見直し、繰り返し口に出して練習して、自然体で回答できるようにしておく必要があります。
最終面接における質問と回答例
転職活動における最終面接で、どんな質問が投げかけられ、それにどう答えれば合格に近づくのでしょうか。ここでは、最終面接でよくある質問と、その回答例をご紹介します。
応募先企業への志望動機に関する質問
最終面接を担当する経営者や役員は、あなたへの志望動機に関する質問を通して、業界研究・企業研究の深さ、入社意欲の高さなどをチェックしていると考えるべきです。志望動機を問われたら、「なぜ競合他社ではないのか」を踏まえて語れるようにしておきます。
このとき、応募先企業への熱意を表現しようとするあまり、競合他社をおとしめたり、けなしたりする発言は禁物です。応募先企業の優れた点を具体的に挙げることで、志望度の高さと研究熱心さを示してください。
入社後に取り組みたい仕事を聞かれた場合には、業界動向などを踏まえて、経営レベルの視座で回答することが大切です。
<質問例>
当社を志望した理由を教えてください。
<回答例>
先進性を意識しすぎてユーザーを置きざりにしてしまうことは往々にしてありますが、御社はユーザーファーストの理念にもとづいてアンケートを行い、ユーザーのニーズに沿って商品をブラッシュアップしています。数ある同業他社の中でも、群を抜いてユーザーに寄り添う姿勢である点に魅力を感じました。
<質問例>
入社後に当社で実現したいことを教えてください。
<回答例>
御社が他社に先駆けて取り組もうとしている領域は、私がこれまで携わってきた仕事との親和性が非常に高いものです。プロジェクトに参加し、その成功に寄与することで、社会に貢献したいと考えています。
自己PRに関する質問
これまでの成果を通じて自身の実績やポテンシャルをアピールできる質問には、達成数値だけを回答するのではなく、達成までのプロセスについて丁寧に説明し、再現可能であることを伝えるほうが大切です。キャリアビジョンを問われたら、スキルや実績を応募先企業で活用することを前提にストーリーを構築し、即戦力になれることをアピールしてください。
<質問例>
これまでの仕事で最大の成果は?
<回答例>
営業部のマネージャーだった3年間、マーケティング部門との連携強化に取り組み、MA(マーケティングオートメーション)ツールの導入による営業効率化を実現しました。結果として、前年比120%の売上を達成しています。
<質問例>
3年後、5年後のキャリアプランは?
<回答例>
3年後には、顧客の潜在的な課題を発見できる営業になっていたいと考えています。5年後にはマネジメント層にステップアップできるよう、外部セミナーなどを通じて自己啓発に努めるつもりです。
入社志望度を見る質問
企業側が自社の印象や入社時期、競合他社と比較して自社を志望する理由を聞くのは、自社への志望度の高さを見るのが目的です。給与や待遇などの条件面以外の魅力をポジティブな言葉で語ることや、応募先企業を持ち上げるために競合他社を否定しないことを意識しましょう。
<質問例>
当社の印象は?
<回答例>
伝統を大切にしながら、常に新しいことにチャレンジする企業だと感じました。
<質問例>
いつから入社できますか?
<回答例>
◯月末で現職を退職予定ですので、×月×日からは就業可能です。
<質問例>
競合の◯◯社ではなく、当社を志望する理由を教えてください。
<回答例>
◯◯社も新たな事業に積極的にチャレンジしていますが、御社のほうが新事業を生み出すスピードがあり、事業内容も一貫性があると感じたからです。
最終面接における企業側への逆質問
最終面接の終盤、面接官から「何か質問はありますか?」と問われるのが逆質問です。企業への興味・関心の高さを示せるように、必ず複数の質問を用意しておきましょう。最終面接を担当する面接官のポジションに合わせ、経営レベルの質問をすることがポイントです。
<逆質問例>
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業界では●●のような課題を抱えていると認識しておりますが、御社としては今後、どのように対応していこうとお考えですか。
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御社が参入し成長中の●●領域で、特に伸ばしていきたい商品・サービスはありますか?
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御社で活躍する人が共通して持っているマインドはどのようなものですか?
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現在の組織の課題について、お話しいただける範囲でお聞かせください。
最終面接前に準備すべきこと
転職活動の最終面接前には、どのような準備をしておくべきでしょうか。下記の6つのポイントをしっかり押さえるようにしてください。
この会社でなければならない理由を考える
応募先企業の経営理念やビジョン、ミッションなどをもとに、この企業でなければならない理由を論理的に説明できるようにしておきましょう。
応募先企業の情報を深掘りしておく
一次面接・二次面接よりも企業理解を深め、経営層との対話に向けて視座を高めるため、経営層のインタビュー記事やプレスリリースなどに目を通し、最新動向をキャッチアップしておきましょう。自身の志望動機を応募先企業が目指す方向性に沿って組み立てることにより、面接時に認識の齟齬が生じにくくなります。
自身の回答の一貫性を確認する
一次面接・二次面接の回答はもちろん、最終面接中の回答に矛盾が生じると、あなたに対する面接官の信用は揺らぎかねません。一つひとつの回答を書き記してみて、論理的に破綻がないか、筋が通っているかなどを確かめてください。
キャリアプランとキャリアビジョンを再確認する
自分のキャリアプランやキャリアビジョンが、応募先企業の経営方針や事業方針に沿ったものであるように、全体構成を見直す必要があります。
逆質問の内容を検討する
最終面接の終盤では、多くの場合、逆質問の時間が設けられます。応募側にとっては、面接を好印象で締めくくるための最後のアピールの場です。チャンスを活かせる質問をいくつか用意しておいてください。
給与や待遇に関する具体的な質問や、採用後のタイムスケジュールなどのような現場視点の質問は聞くべきではありません。高い視座で経営方針に関する質問や、企業研究の深さが伝わる質問、モチベーションの高さが伝わる質問などが望ましいでしょう。
圧迫面接の対策をする
最終面接でも、面接官が高圧的な態度で接したり、答えにくい質問をしたりする「圧迫面接」が行われるケースがあります。これは、候補者のストレス耐性をチェックする目的で行われていると考えてください。
万が一、圧迫面接をする面接官にあたった際の対策をしておけば、いざというときに焦らずに対応できます。ポイントは、威圧的に質問されても焦らず、動じないこと。「あえて高圧的な姿勢で面接して、自分の覚悟を試している」「ストレス耐性を試されている」と捉え、端的かつ冷静に回答することを意識してください。
最終面接終了後のお礼メールは必要?
面接結果通知が届くまでの期間は企業によって異なりますが、早い場合は3日以内、遅くても2週間以内には通知が来る場合が多いようです。
この期間にできるのは落ち着いて待つことだけですが、最終面接まで受けさせてくれたお礼、伝えきれなかったこと、面接後に感じた企業への想いなどを伝えたい場合は、面接のお礼として採用担当者に向けてメールを送っても構いません。
お礼メールによって選考が有利になることはありませんが、企業側に入社意欲の高さを伝える効果はあります。
ただし、転職エージェントを利用して面接に進んでいる場合は、直接連絡はせずに、担当コンサルタント経由で伝えることをおすすめします。
最終面接対策には、転職エージェントのアドバイスを活用しよう
自社にフィットする優秀な人材を採用したい企業にとっても、どうしても入社したい候補者にとっても、最終面接は非常に重要なステップです。単なる意思確認や顔合わせではなく、選考であるという意識を持って、しっかりと準備して臨みましょう。
ただし、一次面接・二次面接とは面接官のポジションも、求められている回答レベルも異なるため、志望動機やアピールポイントを使い回すのはおすすめしません。また、企業別で最終面接のカラーも異なります。
最終面接を確実にクリアするには、応募先企業の選考内容を熟知する人から客観的なアドバイスを得ながら、すべての回答のブラッシュアップを図ったほうがいいでしょう。
最終面接の対策に悩んだら、転職エージェントの面接アドバイスを利用してください。RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパンでは、経験豊富なコンサルタントが客観的で有用なアドバイスを通じて、最終面接に臨むお手伝いしています。お気軽にお問い合わせください。
グローバル企業で働くことは、グローバルに働きたい人や語学力を生かして働きたい人だけでなく、自分の可能性やワークライフバランスを求める多くの方にとって、多くのメリットがあります。
RGFプロフェッショナルリクルートメントジャパンでは、外資系・日系グローバル企業の案件を中心に、国内外のさまざまな優良企業の採用活動を支援しています。そのため、それぞれの方が求める最適なキャリアの選択肢をご紹介可能です。
「グローバルに働いてみたい」「より自分が輝ける場所で働きたい」「自分の選択肢を広げたい」といった方は、一度ご相談ください。業界経験豊富なコンサルタントが、みなさまのキャリアを全力でサポートいたします。